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医療介護の現場に立たされた家族の心構えとは

家族みんな健康でいられることが、一番の幸せと考えることができますが、そんな時ほど当たり前すぎてしまって、あまり実感がないという方が大半ではないでしょうか。
しかし、三大成人病などのように、加齢や生活習慣の乱れによって、突然、家族の誰かが病気になるということもあり得ます。
そんな状況になってみないと分からないといったご意見もあるでしょうが、一例を見ていきたいと思います。
脳血管障害の例として、脳梗塞があります。
突然発症するケースが多く、予後が悪ければ、障害が残る怖い病気です。
ひどいときには、半身不随となり車椅子生活となりかねません。
家族の立場からすると、数日前までは元気でなんでもなかった人が突然、病院に運び込まれて、障害者となるかもしれないと告げられるのですから、心理的なショックは大きなものとなります。
また、現実を受け入れられず、リハビリさえしっかりやれば元に戻ると頑なになる方もいます。
しかし、現実は残された機能をいかに使うかということに重点を置くべきであり、家族の心構えも変えていく必要があります。

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